エンジニアの独立や起業に必要な能力
IT技術の進化に伴って、関連業種の中には引く手あまたという仕事も少なくありません。エンジニアも同様に需要が増加傾向にあって、中には会社勤めから独立して起業を考える人もいます。しかしいくら需要があるとはいえ、独立した人全てが成功するわけではなく、実際に失敗例も多いのは否めません。独立を成功させるには、いくつか知っておくべきポイントがあります。
まず最初のポイントが年齢です。エンジニアとして独立する場合、若い年齢である方が有利とされています。一般的にはある程度経験を積んだ年齢の方が有利と考えられがちですが、若い方が吸収率が高く将来的な伸びしろを考えた時に期待できるというのが理由です。逆に30代半ばから後半になってしまうと、会社では直接仕事をするよりも管理する立場になっているケースが多いことから、最新テックに疎いと思われてしまうこともあります。このように、IT業界は年齢によって仕事の受注に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。
そのほかにも、自身の営業力や責任感も独立の成功を左右するポイントになります。会社に雇われていれば黙っていても仕事はありますが、独立した以上は自分で仕事を取ってこなくてはいけません。そのため、エンジニアとしての技術はもちろんのこと、仕事を受注する営業力も重要です。当然のことですが、仕事上の問題やクレーム処理など全て自身で行わなくてはいけないため、自分の身は自分で守るという責任感も必要になります。