取引先の期待に応えるためには

IT業界でエンジニアとして働いている人が、会社から独立して自分の力で仕事をするにはどうすれば良いのでしょうか。まず、独立を考えるうえで、今の自分にプログラミングスキルやコミュニケーションスキルがあるかどうかを客観的に判断をします。プログラミングスキルやコミュニケーションスキルは、エンジニアが独立して働くためには重要な能力です。
IT業界のエンジニアとして独立、起業をして仕事を得るには、取引先から依頼された仕事をこなす必要があります。取引先が望んでいる製品やプログラムを、取引先とコミュニケーションを取りながら聞き出さなくてはいけません。取引先は希望通りの結果を出してくれるエンジニアに対して報酬を支払うため、希望通りのものでなければ報酬はないといっても過言ではないでしょう。
次に、プログラミングスキルの重要性です。近年エンジニアの仕事の多くがネットワークやAIなどの分野で、多様なプログラミングができる人材を会社が欲しています。特に、自動車の自動運転や冷蔵庫・エアコンといったモノにAIを搭載させることが求められているのが現状です。例えば、冷蔵庫なら入っている食材を確認して、料理のレシピを冷蔵庫の所有者のスマートフォンに送信する機能も多くなってきました。そういったモノのAI化が進む分野で、仕事の依頼に応えられるように様々なプログラミングスキルを磨き続けて会社のニーズに応えることが、独立して仕事をするエンジニアに求められます。